「C値」?「Ua値」?
人も家も長生きする住宅を選ぶポイント!
毎日暮らす「家」に求めるものって、皆さまは何ですか?
デザインや間取りも大切ですが、まずは、夏の暑い日も冬の寒い日も快適に過ごせることではないでしょうか。
そんな快適さを実現するのが「高断熱・高気密な家」。今回は外気の影響を受けにくい高性能な住宅についてちょっと詳しくお話しします。
■高断熱・高気密な家って何がいいの?
★住む人の健康状態が改善!
家の中の温度を一定に保つことで、風邪や冷え性だけでなく、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの改善にも効果があることが分かってきています。
★ヒートショックによる事故を防止!
部屋間の温度差が少なくなるので、脳出血や脳こうそく、心筋梗塞などを引き起こすリスクが減ります。
★熱中症になるリスクを軽減!
外から侵入する熱気を防ぎ、冷房の効率も上がるので、室内で熱中症になるリスクを軽減します。
★室内での運動量が増える!
冬でも暖かいので、自然と体を動かす量が増え健康増進に役立ちます。
★光熱費のランニングコストも抑えられます!
外気温の影響を受けにくく快適な空気も逃げていきにくいため、エアコンの稼働も最小限でOK。
★家の寿命が伸びます!
結露やカビの発生が減り、家が長持ち。次の世代が住み続けることも可能です。
■高断熱・高気密な家を建てるには?
このように、住む人の健康に好影響を与える「高断熱・高気密な家」。これから家を建てるという方には、ぜひとも選択肢のひとつにしていただきたい住宅です。
でも、「高断熱・高気密な家」は、どこの工務店でも建てられるわけではありません。そして、それを謳っている工務店でもその性能はまちまちです。
そこで目安にしていただきたいのが、「C値」と「Ua値」。気密性や断熱性の指標となる数値です。
■目安にしたい「C値」と「Ua値」
なんだか難しそうに聞こえる「C値」「Ua値」ですが、簡単にいうと、「C値」は家にどれだけの隙間があるかを表した数値。数字が低いほど、気密性能が高いことを表します。
気密性の低いお家は、冬の冷気、夏の熱気、湿気、害虫などが隙間から侵入します。例えば次世代省エネ基準で定められた数値はC値5.0㎠/㎡。これは仮に45坪のお家の隙間を集めるとハガキ5枚分の隙間があることになります。
ちなみに弊社では平均してC値0.5㎠/㎡は必ず切っています。これは全ての隙間を集めてもハガキ半分の隙間しかないことになります。
そして、「Ua値」は、壁や窓、屋根、床などから逃げていく熱量を外皮全体で平均にした値を表したものです。これも数値が低ければ低いほど、熱が逃げにくいことを表しています。
Ua値に関しては、福岡県などの地域の省エネ基準が0.87w/㎡・kのところ、シンワホームでは平均0.6w/㎡・kという数値を出しており、自信と責任を持ってお客さまにご提案させていただいています。
上の写真は、気密測定をしているところ。シンワホームでは、1棟1棟すべての住宅の、高い気密性をチェックしています。
「高性能な家は魅力的だけど予算が…」という方も、ぜひ一度ご相談ください。ご予算や暮らし方にあわせた家づくりができる、それがシンワホームの強みです。