理想の住まいづくりのコツ。 自分の“好き”を固めて、伝える!
「モダンな外観の家にしたい」「木の温かさを感じるリビングにしたい」など、家づくりのイメージは皆さんいろいろあると思います。でも家づくりは、漠然としたイメージのまま進めていくと失敗しがち。情報を収集してイメージを固め、そのイメージを工務店などの作り手にしっかりと伝えることが、家づくり成功のヒケツなのです。そこで今回は、家づくりに役立つ強力なサポーターをご紹介したいと思います!
理想の住まいを育てる「家づくりノート」
まず、ご紹介するのは「家づくりノート」。これは自分たちが理想とするイメージをクリアにして、それを作り手に正確に伝えるためのアナログツールです。手を動かして作業するうちに、イメージがどんどん鮮明になっていきますよ。
まずは、ノートを用意して、家に対する夢や希望を書き出してみましょう。例えば「ブルックリンスタイルの家にしたい」「北欧テイストの家具を置きたい」「吹き抜けのあるリビングがほしい」などです。
夢や希望がある程度出たら、それに合うイメージ写真をスクラップしていきます。住宅雑誌やインテリア雑誌、住宅展示場のパンフレットなどから自分の好きな家の写真をピックアップ。自分たちのイメージが広がり固まっていきます。
このツールの良さは、「この照明をダイニングに使いたい」「こんな壁紙を子ども部屋に」など、どんどん書き込んでイメージを膨らませていけること。思いついたアイディアや希望の間取りなどもメモしておけば忘れませんね。制作するうちに、改めて自分の好みに気づいたり、どんな暮らしを求めているのかが鮮明になってくるはずです!
効率よく情報収集!「ピンタレスト」
やっぱり私はデジタル派という方には、自分の好きな世界観をカンタンに収集・整理できるアプリ「ピンタレスト」をご紹介します。住宅系の情報が豊富にあるので使用されている方もいらっしゃるかもしれませんね。アカウント登録後、無料で使用できます。
「ピンタレスト」では、例えば「明るいリビング」と検索すると、吹き抜けがあるリビングや、大きな掃き出し窓のあるリビングなど関連する画像がズラリと表示されます。中から自分がいいなと思うものを選んで保存すれば、お気に入りの画像がどんどんボードに。「アイアンの手すり」「ニッチ収納」など、より具体的な条件でも検索できますよ。
ボードは、「インテリア」「キッチン」「エクステリア」など、内容ごとに分類して保存することが可能です。保存した内容は、メールやLINEで送ることができるため、工務店との打ち合わせ前などに送っておけばイメージの共有もスムーズ。雑誌などを準備する手間がないので、好きなイメージを短時間で集めることができます。
いかがでしたか?今回は、理想のお家のイメージ固めや、その共有に役立つツールを2つご紹介しました。心の中にあるイメージは、言葉だけで伝えることは困難ですが、写真があればダイレクトに伝わるものです。ぜひいろいろなツールを試して、理想のお家をつくってくださいね♪